2010年 05月 19日
土佐の高知の....♪。 |
爽やかな季節になりましたね。

日々色々な出来事があり、
考えること、記すこともそれなりにあるのですが、
なかなかそれを書き留める時間も余裕も元気もなく...。
気がつけば、すぐ翌朝を迎える今日この頃....♪。
龍馬にも
ふと会えそうな土佐の旅...。
さて、先日、
土佐に住む知人からちょっとしたお報せと案内が!
今、まさに土佐はブーム。人気絶頂。
今年の夏は、是非、土佐の高知へ!熱い手紙とパンフレットが同封。
龍馬伝で人気の高知、
このGWもさぞ多くの観光客が押し寄せたことでしょう。
そうですね、
愛媛出身の私は、同じ四国ですから高知は馴染みの県。
土佐は、大好きなお国のひとつです。
最後に高知に行ったのは、もう8年くらい前でしょうか。
夏に実家に帰省した折り、姉が急に
「明日は高知へ3人でドライブに行かない?」と突然言い出し、
「そうね、お天気もいいし、行きましょ!」と私も即座に返事。
翌朝、父を誘って、姉の運転で土佐へ向かったのでした。
今振り返れば、この高知へのドライブが、
父と姉と私の、最後の日帰り旅行となりました。
その日は、丁度よさこい祭りの最中。
鳴子が街中鳴り響いておりました。
熱気ムンムン。南国の心地よい風。
早朝出発し、
坂本龍馬が生まれた、高知城下本丁筋(高知市上町)あたり車で通り抜け、
日曜朝市に立ち寄り、高知城、そして月の名所と詠われる桂浜へ。
大波、太平洋の大海原、それは美しかったものです。
純信とお馬の哀しい恋物語で知られるはりまや橋、
路面電車の姿も懐かしくて。松山とはまた違った風情。
高知の夏は厳しくて、じりじりと日差しがきつく、
まるで、太陽が落ちてきたのかと思うくらいの暑さ。
風土もそこに住む人も、根っから明るくて。
実は、その年の暮れ、父は病気で他界しましたので、
高知は思い出の地。そのとき以来でしょうか。
何だか妙に懐かしい。
こうして、
「会えるときに会いましょう..」という知人のお誘いに心が動き、
今年の夏は高知へ行ってみることにしました。
というわけで、今日は、久しぶりの龍馬伝。

このところ、なかなかリアルタイムで見ることができなくて、
感想も十分かけないのですが、「収二郎、無念」。
見所満載でしたね。
平井収二郎役の宮迫さん、誠に迫真の演技でした。
バラエティのときの顔とは大違い!
これまでの武市道場での模範生としての姿も、凛々しい横顔も、
素敵。一生懸命さが伝わりました。
しかし、今回は、やはり...切ない。その一言。
拷問シーンも、切腹シーンも、無念さすごく伝わってまいりました。
志半ばで、現世に別れを告げ、散っていった収二郎、
どれほど無念だったことでしょう。
何ちゃ、間違ったことなどしてない。龍馬の声がいつまでも響きます。
いや、ほんのちょっと野心を持っただけ?
自分でも何かできる、国を動かすことに参加できると思っただけ?
誰だって自分の力、ためしてみたいもの、それが男..。
それでも、時代の流れに逆うこともできず、お殿様から、切腹の命。
時代が変われば、人の見方、考え方、価値も変わるもの。
今まで値打ちのあったもんが、古びて用無しになり、
世の中の流れから見ればひとりの人間など芥子粒ほどのもん..。
まさしくそんな言葉を象徴しているような今回のシーンでした。
この時代、こうした熱意、意思を持った若者が、
どれほど、時代の流れに飲みこまれていったことでしょう。
平井収二郎も、武市半平太も...。衣蔵も、龍馬だってそう。
確かに大きな流れから見ると、芥子粒ほどのもんではありますが、
そういう小さい粒が、やはりこの国を作っていったのでしょう。
命の上に歴史が、国が作られる...。そう、大切な命の上に。

それから、やはり、龍馬は、魅力的な人物ですね~!
あらためてそう感じました。
なぜにここまで人を魅了するのか。
「龍馬なら何とかしてくれる。」
そう皆から思わせるところがやっぱり凄い。
少々お調子者ではありますが、そこがまたお茶目。
その明るさ、無邪気さ、行動力、熱意、同志が困っていたら放っておけない性格。
国のため、尽力せしひとなり。これなら女性にもてるでしょう。
そんな龍馬を取り巻く家族もこれまた味がありますね。
尊敬していた父上はもちろんのこと、
兄のやさしさ、想いやりも今回存分に知りましたし(いい兄さんですね。)
頼りになる乙女姉やんの気風のいいこと!
こんな家族に見守られていた龍馬は、幸せもの。
そして容堂というお殿様。
この人物も、かなりの人物ですね。
近藤正臣さん熱演。これまでのイメージが崩れるほどの強かさ。
収二郎への制裁、さてどうするか、といったとき、
確かな罪状がないと取り締まることは無理、と正論をいいつつ、
藩に背き、朝廷に取り入ったという正当な表向きの堂々とした理由で、
切腹を命じた容堂の凄さ。
酒に、飲まれたのか、飲んだのか。
緻密な戦略、人の心、時代の流れを読む力は、目を見張るほど。
好みは別にして。
そうそう、
あの、山内容堂の腕を這い上がるクワガタムシにも思わず目が釘付けでした!
そして久々に見た弥太郎。
内助の功とはいますが、いい奥様と結婚されたのですね。
商人としての、心得、おまけの発想も奥様から?
これから長崎で、どのように龍馬と関わっていくのか、またまた楽しみです。
弥太郎のテーマ音楽は、いつ聴いてもゾクゾク。久しぶりに痺れました。
ということで、あちこち話は飛びましたが、
土佐は熱い。
今年の夏には、本場の高知から、発信いたしましょう。
どうぞ、お楽しみに..♪。
追記

先週のオフ、久しぶりに、映画へ。
場所は文化村。
この映画を見た多くの方から、
いい映画だったと評されていた「オーケストラ!」。
ホント、いい映画でした。
たまには劇場で映画。
やっぱり、いいものです。
もちろんそのあとのお茶も!...。
ああ、名曲で、リラックス。
芙蓉

日々色々な出来事があり、
考えること、記すこともそれなりにあるのですが、
なかなかそれを書き留める時間も余裕も元気もなく...。
気がつけば、すぐ翌朝を迎える今日この頃....♪。
龍馬にも
ふと会えそうな土佐の旅...。
さて、先日、
土佐に住む知人からちょっとしたお報せと案内が!
今、まさに土佐はブーム。人気絶頂。
今年の夏は、是非、土佐の高知へ!熱い手紙とパンフレットが同封。
龍馬伝で人気の高知、
このGWもさぞ多くの観光客が押し寄せたことでしょう。
そうですね、
愛媛出身の私は、同じ四国ですから高知は馴染みの県。
土佐は、大好きなお国のひとつです。
最後に高知に行ったのは、もう8年くらい前でしょうか。
夏に実家に帰省した折り、姉が急に
「明日は高知へ3人でドライブに行かない?」と突然言い出し、
「そうね、お天気もいいし、行きましょ!」と私も即座に返事。
翌朝、父を誘って、姉の運転で土佐へ向かったのでした。
今振り返れば、この高知へのドライブが、
父と姉と私の、最後の日帰り旅行となりました。
その日は、丁度よさこい祭りの最中。
鳴子が街中鳴り響いておりました。
熱気ムンムン。南国の心地よい風。
早朝出発し、
坂本龍馬が生まれた、高知城下本丁筋(高知市上町)あたり車で通り抜け、
日曜朝市に立ち寄り、高知城、そして月の名所と詠われる桂浜へ。
大波、太平洋の大海原、それは美しかったものです。
純信とお馬の哀しい恋物語で知られるはりまや橋、
路面電車の姿も懐かしくて。松山とはまた違った風情。
高知の夏は厳しくて、じりじりと日差しがきつく、
まるで、太陽が落ちてきたのかと思うくらいの暑さ。
風土もそこに住む人も、根っから明るくて。
実は、その年の暮れ、父は病気で他界しましたので、
高知は思い出の地。そのとき以来でしょうか。
何だか妙に懐かしい。
こうして、
「会えるときに会いましょう..」という知人のお誘いに心が動き、
今年の夏は高知へ行ってみることにしました。
というわけで、今日は、久しぶりの龍馬伝。

このところ、なかなかリアルタイムで見ることができなくて、
感想も十分かけないのですが、「収二郎、無念」。
見所満載でしたね。
平井収二郎役の宮迫さん、誠に迫真の演技でした。
バラエティのときの顔とは大違い!
これまでの武市道場での模範生としての姿も、凛々しい横顔も、
素敵。一生懸命さが伝わりました。
しかし、今回は、やはり...切ない。その一言。
拷問シーンも、切腹シーンも、無念さすごく伝わってまいりました。
志半ばで、現世に別れを告げ、散っていった収二郎、
どれほど無念だったことでしょう。
何ちゃ、間違ったことなどしてない。龍馬の声がいつまでも響きます。
いや、ほんのちょっと野心を持っただけ?
自分でも何かできる、国を動かすことに参加できると思っただけ?
誰だって自分の力、ためしてみたいもの、それが男..。
それでも、時代の流れに逆うこともできず、お殿様から、切腹の命。
時代が変われば、人の見方、考え方、価値も変わるもの。
今まで値打ちのあったもんが、古びて用無しになり、
世の中の流れから見ればひとりの人間など芥子粒ほどのもん..。
まさしくそんな言葉を象徴しているような今回のシーンでした。
この時代、こうした熱意、意思を持った若者が、
どれほど、時代の流れに飲みこまれていったことでしょう。
平井収二郎も、武市半平太も...。衣蔵も、龍馬だってそう。
確かに大きな流れから見ると、芥子粒ほどのもんではありますが、
そういう小さい粒が、やはりこの国を作っていったのでしょう。
命の上に歴史が、国が作られる...。そう、大切な命の上に。

それから、やはり、龍馬は、魅力的な人物ですね~!
あらためてそう感じました。
なぜにここまで人を魅了するのか。
「龍馬なら何とかしてくれる。」
そう皆から思わせるところがやっぱり凄い。
少々お調子者ではありますが、そこがまたお茶目。
その明るさ、無邪気さ、行動力、熱意、同志が困っていたら放っておけない性格。
国のため、尽力せしひとなり。これなら女性にもてるでしょう。
そんな龍馬を取り巻く家族もこれまた味がありますね。
尊敬していた父上はもちろんのこと、
兄のやさしさ、想いやりも今回存分に知りましたし(いい兄さんですね。)
頼りになる乙女姉やんの気風のいいこと!
こんな家族に見守られていた龍馬は、幸せもの。
そして容堂というお殿様。
この人物も、かなりの人物ですね。
近藤正臣さん熱演。これまでのイメージが崩れるほどの強かさ。
収二郎への制裁、さてどうするか、といったとき、
確かな罪状がないと取り締まることは無理、と正論をいいつつ、
藩に背き、朝廷に取り入ったという正当な表向きの堂々とした理由で、
切腹を命じた容堂の凄さ。
酒に、飲まれたのか、飲んだのか。
緻密な戦略、人の心、時代の流れを読む力は、目を見張るほど。
好みは別にして。
そうそう、
あの、山内容堂の腕を這い上がるクワガタムシにも思わず目が釘付けでした!
そして久々に見た弥太郎。
内助の功とはいますが、いい奥様と結婚されたのですね。
商人としての、心得、おまけの発想も奥様から?
これから長崎で、どのように龍馬と関わっていくのか、またまた楽しみです。
弥太郎のテーマ音楽は、いつ聴いてもゾクゾク。久しぶりに痺れました。
ということで、あちこち話は飛びましたが、
土佐は熱い。
今年の夏には、本場の高知から、発信いたしましょう。
どうぞ、お楽しみに..♪。
追記

先週のオフ、久しぶりに、映画へ。
場所は文化村。
この映画を見た多くの方から、
いい映画だったと評されていた「オーケストラ!」。
ホント、いい映画でした。
たまには劇場で映画。
やっぱり、いいものです。
もちろんそのあとのお茶も!...。
ああ、名曲で、リラックス。
芙蓉
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by silku928
| 2010-05-19 10:31
| 龍馬伝
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