銀座国際音楽祭
2008年 07月 06日
七月、すでに真夏日、梅雨明けしたかのような暑い日が続いています。
さて、先日は、銀座の恋の物語..ではありませんが、銀座国際音楽祭に行ってきました。
いつもは、夕食に支障のない午後のひととき、
アフタヌーン・コンサートに行く事が多いのですが、この日は特別に夜。
(チケットがたまたま入りましたので)
夜のコンサートは、やっぱり情緒があって、いいものです。
場所は銀座...と申しましても、ちょっと外れの?二丁目。
会場は、「銀座ブロッサム」。有楽町線で、新富町下車。はじめて降りた駅でした。
国際音楽祭と名のつくもの、日本でも地名+音楽祭と表記して、
さまざまな地域でクラシックの祭典、実施されているようですね。
名古屋、北九州、宮崎、霧島、八ヶ岳「北杜、姫路などそれは多々あるようです。
今宵、銀座国際音楽祭でのプログラム、
第1部「神に愛でられしモーツアルト:モーツアルト特集」
シンフォニー第25番 第1楽章
ピアノ協奏曲第23番全楽章
第2部「フルートとピアノの光彩:アンサンブル」
フォーレ「シチリアーノ」、
ドビュッシー「亜麻色の髪の乙女」、
「ジュ・トゥ・ヴ・パラフレーズ」
「虹の彼方に」
第3部「懐かしき日本のうた」
1浜辺のうた
2花の街
3ゴンドラの唄
4さくら貝のうた
第4部「クラシカル・ポップス」
1映画「ひまわり」のメインテーマ
2映画「ゴッドファーザー」より「愛のテーマ」
3ミュージカル「キャッツ」より「メモリー」
とまあ、何とも多彩。
どれも聴いたことのあるおなじみの曲ばかりで、
若手精鋭プレーヤーの集まりのニッポン・シンフォニーのもと、
ベートーヴェンのような髪型をした指揮者の新田孝氏のタクトを楽しみつつ、
最前列で二時間....それはもう、心地よい癒しの時間でした。
横田美穂さん奏でる、フルートの美しい音色、その華麗な容姿もさることながら、
日本の歌って、どうしてこんなにも素敵!なのでしょう。
歌詞、そして曲の素晴らしさ。感動です。
経験豊かな、きむらみかさんが情感たっぷりに歌い上げる、浜辺のうた。
もう、それは胸に熱いものがこみ上げてきて、うっとり♪。
ニッポン・シンフォニーがバックですから、まるで夢心地、唄も流れるようです。
昔の歌は、どうしてこうも切ないのか..。
また、江間章子(えま・しょうこ)作詞、団伊玖磨(だん・いくま)作曲の「花の街」、
この曲を聞くのも、実に久しぶり!何年ぶりだったでしょうか?
学生時代よく歌いました。好きな歌でしたね...。
そして、ゴンドラの唄、命短かし~♪、恋せよ乙女~♪、
黒沢明監督作品「生きる」で、
有名な公園のブランコでのシーンで 使われていたのが、このゴンドラの唄だそうです。
これで国際的にもずい分有名になったようです。
さくら貝のうた、これは聞いた事があるような、ないような?
どこか遠くで聞いた、懐かしい気も...。
それもそのはず!
戦後、NHKの<ラジオ歌謡>が一世を風靡する中で、
八洲秀章作曲の「さくら貝の歌」や「あざみの歌」「毬藻の歌」「チャペルの鐘」などの
数々の抒情歌謡が生まれ、戦争に疲れた人々の心を癒したとのこと。
ああ、だから...。
心に染み入るのは、そのせいなのでしょうか。
こうして、素晴らしい日本の歌を、生で聴くことができただけでも、
夜、わざわざ銀座に出かけた甲斐がありました!
最後のしめくくり、映画音楽に関しても、充分堪能。
「ひまわり」のメインテ-マはいつ聴いても名曲、
また劇団四季による「キャッツ」も当時、キャッツ・シアターに見に行きました。
シアターの中に足を一歩踏み入れると、
そこは猫達の世界・空間。夜を徹して踊り、歌い続ける猫達、
どの猫も愛らしく、演技も歌も本当に素晴らしくて、メモリーも心に残る名曲でした。
それから「ゴッドファーザー」の愛のテーマは、永遠に忘れないかも!
こうして音楽とともに、当時のさまざまな情景が思い出され、
夏の夜の銀座のコンサート、懐かしの夢のような時間でした。
今宵、忘れないうちに記して、おやすみなさい..。
芙蓉
さて、先日は、銀座の恋の物語..ではありませんが、銀座国際音楽祭に行ってきました。
いつもは、夕食に支障のない午後のひととき、
アフタヌーン・コンサートに行く事が多いのですが、この日は特別に夜。
(チケットがたまたま入りましたので)
夜のコンサートは、やっぱり情緒があって、いいものです。
場所は銀座...と申しましても、ちょっと外れの?二丁目。
会場は、「銀座ブロッサム」。有楽町線で、新富町下車。はじめて降りた駅でした。
国際音楽祭と名のつくもの、日本でも地名+音楽祭と表記して、
さまざまな地域でクラシックの祭典、実施されているようですね。
名古屋、北九州、宮崎、霧島、八ヶ岳「北杜、姫路などそれは多々あるようです。
今宵、銀座国際音楽祭でのプログラム、
第1部「神に愛でられしモーツアルト:モーツアルト特集」
シンフォニー第25番 第1楽章
ピアノ協奏曲第23番全楽章
第2部「フルートとピアノの光彩:アンサンブル」
フォーレ「シチリアーノ」、
ドビュッシー「亜麻色の髪の乙女」、
「ジュ・トゥ・ヴ・パラフレーズ」
「虹の彼方に」
第3部「懐かしき日本のうた」
1浜辺のうた
2花の街
3ゴンドラの唄
4さくら貝のうた
第4部「クラシカル・ポップス」
1映画「ひまわり」のメインテーマ
2映画「ゴッドファーザー」より「愛のテーマ」
3ミュージカル「キャッツ」より「メモリー」
とまあ、何とも多彩。
どれも聴いたことのあるおなじみの曲ばかりで、
若手精鋭プレーヤーの集まりのニッポン・シンフォニーのもと、
ベートーヴェンのような髪型をした指揮者の新田孝氏のタクトを楽しみつつ、
最前列で二時間....それはもう、心地よい癒しの時間でした。
横田美穂さん奏でる、フルートの美しい音色、その華麗な容姿もさることながら、
日本の歌って、どうしてこんなにも素敵!なのでしょう。
歌詞、そして曲の素晴らしさ。感動です。
経験豊かな、きむらみかさんが情感たっぷりに歌い上げる、浜辺のうた。
もう、それは胸に熱いものがこみ上げてきて、うっとり♪。
ニッポン・シンフォニーがバックですから、まるで夢心地、唄も流れるようです。
昔の歌は、どうしてこうも切ないのか..。
また、江間章子(えま・しょうこ)作詞、団伊玖磨(だん・いくま)作曲の「花の街」、
この曲を聞くのも、実に久しぶり!何年ぶりだったでしょうか?
学生時代よく歌いました。好きな歌でしたね...。
そして、ゴンドラの唄、命短かし~♪、恋せよ乙女~♪、
黒沢明監督作品「生きる」で、
有名な公園のブランコでのシーンで 使われていたのが、このゴンドラの唄だそうです。
これで国際的にもずい分有名になったようです。
さくら貝のうた、これは聞いた事があるような、ないような?
どこか遠くで聞いた、懐かしい気も...。
それもそのはず!
戦後、NHKの<ラジオ歌謡>が一世を風靡する中で、
八洲秀章作曲の「さくら貝の歌」や「あざみの歌」「毬藻の歌」「チャペルの鐘」などの
数々の抒情歌謡が生まれ、戦争に疲れた人々の心を癒したとのこと。
ああ、だから...。
心に染み入るのは、そのせいなのでしょうか。
こうして、素晴らしい日本の歌を、生で聴くことができただけでも、
夜、わざわざ銀座に出かけた甲斐がありました!
最後のしめくくり、映画音楽に関しても、充分堪能。
「ひまわり」のメインテ-マはいつ聴いても名曲、
また劇団四季による「キャッツ」も当時、キャッツ・シアターに見に行きました。
シアターの中に足を一歩踏み入れると、
そこは猫達の世界・空間。夜を徹して踊り、歌い続ける猫達、
どの猫も愛らしく、演技も歌も本当に素晴らしくて、メモリーも心に残る名曲でした。
それから「ゴッドファーザー」の愛のテーマは、永遠に忘れないかも!
こうして音楽とともに、当時のさまざまな情景が思い出され、
夏の夜の銀座のコンサート、懐かしの夢のような時間でした。
今宵、忘れないうちに記して、おやすみなさい..。
芙蓉
by silku928
| 2008-07-06 01:45
| 映画・音楽・コンサート