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「めぐり逢い」.....。


いよいよ、11月も残すところあと数日...。

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                                  (パン パシフィック横浜)

さて昨日は、半年振りに友人とハマでランチ、
シャンパンで乾杯したあと、中華料理を楽しみ、
そのあとで、ピアノ・ソロのコンサートに行ってきました。
そう、味覚と聴覚のフルコース!
(充電もいよいよ追い込みでしょうか?笑)
                                  
この日は、
アンドレ・ギャニオンによる、ラスト・コンサート

  
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アンドレ・ギャニオンといえば、名曲「めぐり逢い」が有名ですが、
最近では、200万枚以上を売り上げた、
ヒーリング・コンプレーション・アルバム「feel 1、2」にも、彼の作品が収録されており、
ご存知の方も多いのではないでしょうか。
(私もこのアルバム持っています。)

(ちなみに、日本でのヒーリング・ミュージックといえば、
宮下富実夫も有名です。
彼のCD「心の扉」.「夢織人」...私にとっても、思い出のアルバムです。)

ケベック州北部生まれ、19人兄弟の末っ子に生まれたアンドレ・ギャ二オンは、
母の手ほどきでピアノを始め、6歳で作曲、
10歳の時に、モーツァルトの作品でデビュー、
ピアノ・ヒーリング・ミュージックの第一人者です。

カナダのグラミー賞といわれる、ジュノー賞5回受賞の実力者。
映画音楽の仕事にも多数携わり、
クラシックとポピュラー音楽の架け橋になろうと決意、
独自の音楽を確立していったようです。

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この日の、日本ラストコンサートのプログラムも、
どこかで聞いたことがある、
懐かしいメロディの曲、
そんな癒しの曲が中心でした。
それはそれは優しいタッチ。
彼の曲を聴いていますと、さまざまな情景が思い浮かびます。



ぬくもりにふれて
風の道
温もりの消えた部屋
とまどい
溢れる愛のなかでも
夕暮れの色彩
汚れなき瞳の輝き
小さい春
遥かな別れ(一番上の姉との別れを偲んで作った曲)
踊りつかれて
折り紙(日本の上質の和紙でおった折り紙に魅せられて作った曲)etc。

このように、タイトルを見るだけでも、甘く、切なく、心に染みこむような曲、
彼が、ピアノの詩人とよばれるのも、納得!しました。


 
また、アンドレは、日本においても、
映画やテレビドラマの音楽制作にも数多く携わり、最近では、
奥田瑛二主演の映画・「ピアニスト」や椎名誠監督の「白い馬」、
テレビドラマ「Age35」「甘い結婚」「優しい時間」「氷点」などに多数の楽曲を提供し、
テレビやラジオからもそのサウンドが流れ、
「あっ!どこかで聴いたことのある曲だわ!」という方も多いのではないでしょうか。
彼が来日すれば、何処の地でも、必ず足を運ぶという、
そういう熱烈な日本人ファンもたくさんいらっしゃるようです。
心酔する」っていう、表現が、ぴったりかも。


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今回の来日は、東京オペラシティ、大阪、名古屋、再び東京と公演して、
最後が、このみなとみらいホールでした。
彼のアンコールの演奏が終わると、静かに涙をぬぐうファンがたくさんいまして、
ちょっと驚きました。
本当にたくさんのファンから愛されていたのですね。

私は彼のコンサートは初めてでしたが、
美味しい中華のランチのあとのヒーリング・ピアノコンサート、
ましてや、シャンパンも心地よく効いて、(いや効きすぎて・笑)
それは、あまりに癒されすぎて、時折、子守唄のように、夢うつつ...。


それほど、素晴らしい午後の癒しの時間でした。       「めぐり逢い」.....。_f0153998_2214665.jpg
                          
                                        
ちなみに、友人の彼女は、
ランチのあとのヒーリングピアノ、シャンパン付きとならば、
事前に睡眠は完璧に!ということで、
流石に当日、心構え万全!でございました。
うとうと、夢見ることもなく...。

ふふ、素晴らしい、友人です。

ということで、晩秋のラストピアノコンサートでした。
by silku928 | 2007-11-29 22:28 | 映画・音楽・コンサート

猫好き。日常さまざまな出来事の中での”本音のつぶやき”


by 芙蓉
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