2009年 08月 06日
池上線...終の住家。 |
関東地方、不安定なお天気のあとは猛暑続き、
いよいよ夏本番!でしょうか。
冷えたビールが美味しい季節となりました。

(槿)
8月に入って、多忙ながらも気力はあり、
時間に追われながらも、それなりに充実した日を過ごしています。
今年ももうあと4ヶ月?なんて考えますと、オソロシク、なってまいりますが。
しかし、勝手なものですね~♪。
忙しすぎると、
嗚呼、一日でいいから何も考えないでただぼんやりしていたいものだわ、
と休みが恋しくなり、
暇すぎると、今度は時間を持て余して、何だかすべてにだらだらモード。
そうですね、まずは健康で、明日やるべきことが一つでもあるというのは、
とっても幸せなことなのかもしれませんね..。
そういいきかせながらも、今週の月曜日から、
名古屋に赴任している長男が、一足早い夏期休暇で帰省していますので、
いつもよりやや母業に重きを置きながら、
夏の盛りは、バタバタと過ぎていきます。

さて、そんな中でも、やはりプライベートな時間は大切にしたいもの..。
というわけで、昨日は、
この春、大阪からこちらに戻ってきました友人のカチューシャの君と待ち合わせて、
二人の共通の友人、himeのお宅に遊びに行って参りました。
私たち3人の共通のキーワードは、千葉、転勤族、子供たちが同級生、
そして、ダーリンは、長男!?
こうして3人が顔を合わせるのは、実に15年ぶりでしょうか。
カチューシャの君は、大阪、千葉、群馬、福岡、大阪、横浜と渡り歩き、
himeは、山口、千葉、名古屋、東京と旅し、
私は、大阪、千葉、横浜、三重(単身)...etcと、
思い出は、時を越えてゆきます。
そろそろ私達も全国行脚の旅を終えて、最終の棲家を決めて落ち着きたいお年頃...。

約束のこの日、
彼女のお宅に行く途中、真っ白い槿に出会いました。
この時期の槿は、白も、ピンクも、本当に綺麗です。
すくっと夏空に向かって伸びた花姿、とても美しくて、夏空に映えます。
彼女のお宅があるのは、池上線沿線。
私たちは、旗の台で乗り換えて池上線の電車に乗りました。
実は私、この電車に乗るのは初めて!
池上線と聞きますと....
何やら、訳もなく、あの人、(歌?)のことを思い浮かべてしまう私。
西島三重子さん歌う、「池上線」
ご存知の方も多いのではないでしょうか?
昭和51年(1976)に発売されたヒット曲。いい曲です。
何とも切ない歌詞が胸を打ち、
彼女の哀愁ある歌声が、田舎から上京して東京の大学に通う学生の心捉え、
心深く深く沁みた方も多かったのではないでしょうか?
(私には、残念ながらそのような思いではありませんが...)
池上線は、東京のJR五反田駅と同蒲田駅を結ぶ私鉄。
五反田から雪谷大塚までは中原街道と、
そこから先は環状八号線とほぼ並行して走っているようです。

♪、古い電車のドアのそば
二人は黙って立っていた
話す言葉を捜しながら
すきま風に震えて
いくつ駅を過ぎたのか
忘れてあなたに聞いたのに
じっと私を見つめながら
ごめんねなんて言ったわ......♪。
ご存知でしょうか?この歌。
後で知ったのですが、何でも実話だそうですね。
神田川、なごり雪に共通するものがあるのかもしれません。
ちなみに、池上線沿線の戸越銀座の商店街は東京で一番長く、
日本で最初に銀座名をつけたところと聞きますし、
また洗足池は、先日鎌倉でお会いしました日蓮上人が足を洗った場所だとか。
心の中では、そんなことを思い出しながらも、初めて行く街、どこかワクワク。
そして、いつのまにか到着。
彼女が選んだ最終の安住の地は、
緑も多く、商店街は活気に溢れ、ほのぼのとした雰囲気、
やさしくて温かくて家庭的な彼女にはぴったりの街でした。
しっくり、いや、ぴったり!、まったく違和感がありません。
我々転勤族は、不思議なもので、その地、その家に一歩足を踏み入れますと、
なぜか、肌で感じるのです。ここは、自分にとってどういう場所となるのか..。
土地も、家も、やはりそれは出会い、ご縁なのでしょう。


おうちの中は、どこも光と緑に包まれ、
この春から北海道に単身されたご主人様のところからのお土産、
ラベンダーがまず目をひきます。
半月は、北海道に出向き夫とともに過ごし、
残りは、、こちらで子供たちとのんびり過ごす極上の時間。
もう、これぞ、最高でしょう!嗚呼、羨ましい。
こうして、
尽きることの無い楽しいお喋り、そして、家庭料理のおもてなし。


慣れた手つきで手際よく作ってくださいました。
オクラのごま和えにアボガドと海老のわさびマヨネーズ、
春巻きとつけまぐろのお寿司。
そして夏場、食欲をそそる、トマト、みょうが、カラーピーマンのサワー漬け。
もう、本当に美味しくて!その心が嬉しくて!
素敵な時間は、あっという間に過ぎていきました。
最後は、デザート、お土産の和菓子で締めくくり。

向かって左から、七夕、ひまわり、槿、ぶどうをイメージしています。
しばし眺めて...好きなものを選んで、この季節感がいいですね~。
和菓子には、お茶。
ご主人様のご実家である松江から送られてきたという新茶がこれまた美味しくて。
こうして、彼女の素敵な笑顔に触れた本当に楽しい時間でした。
帰りは、ふたたび池上線。
私にとって、池上線は、また思い出の線になりました....♪。

ラベンダーの香に包まれて。
(お花の写真は、すべて彼女のお宅にて撮影)
芙蓉
いよいよ夏本番!でしょうか。
冷えたビールが美味しい季節となりました。

8月に入って、多忙ながらも気力はあり、
時間に追われながらも、それなりに充実した日を過ごしています。
今年ももうあと4ヶ月?なんて考えますと、オソロシク、なってまいりますが。
しかし、勝手なものですね~♪。
忙しすぎると、
嗚呼、一日でいいから何も考えないでただぼんやりしていたいものだわ、
と休みが恋しくなり、
暇すぎると、今度は時間を持て余して、何だかすべてにだらだらモード。
そうですね、まずは健康で、明日やるべきことが一つでもあるというのは、
とっても幸せなことなのかもしれませんね..。
そういいきかせながらも、今週の月曜日から、
名古屋に赴任している長男が、一足早い夏期休暇で帰省していますので、
いつもよりやや母業に重きを置きながら、
夏の盛りは、バタバタと過ぎていきます。

さて、そんな中でも、やはりプライベートな時間は大切にしたいもの..。
というわけで、昨日は、
この春、大阪からこちらに戻ってきました友人のカチューシャの君と待ち合わせて、
二人の共通の友人、himeのお宅に遊びに行って参りました。
私たち3人の共通のキーワードは、千葉、転勤族、子供たちが同級生、
そして、ダーリンは、長男!?
こうして3人が顔を合わせるのは、実に15年ぶりでしょうか。
カチューシャの君は、大阪、千葉、群馬、福岡、大阪、横浜と渡り歩き、
himeは、山口、千葉、名古屋、東京と旅し、
私は、大阪、千葉、横浜、三重(単身)...etcと、
思い出は、時を越えてゆきます。
そろそろ私達も全国行脚の旅を終えて、最終の棲家を決めて落ち着きたいお年頃...。

約束のこの日、
彼女のお宅に行く途中、真っ白い槿に出会いました。
この時期の槿は、白も、ピンクも、本当に綺麗です。
すくっと夏空に向かって伸びた花姿、とても美しくて、夏空に映えます。
彼女のお宅があるのは、池上線沿線。
私たちは、旗の台で乗り換えて池上線の電車に乗りました。
実は私、この電車に乗るのは初めて!
池上線と聞きますと....
何やら、訳もなく、あの人、(歌?)のことを思い浮かべてしまう私。
西島三重子さん歌う、「池上線」
ご存知の方も多いのではないでしょうか?
昭和51年(1976)に発売されたヒット曲。いい曲です。
何とも切ない歌詞が胸を打ち、
彼女の哀愁ある歌声が、田舎から上京して東京の大学に通う学生の心捉え、
心深く深く沁みた方も多かったのではないでしょうか?
(私には、残念ながらそのような思いではありませんが...)
池上線は、東京のJR五反田駅と同蒲田駅を結ぶ私鉄。
五反田から雪谷大塚までは中原街道と、
そこから先は環状八号線とほぼ並行して走っているようです。

♪、古い電車のドアのそば
二人は黙って立っていた
話す言葉を捜しながら
すきま風に震えて
いくつ駅を過ぎたのか
忘れてあなたに聞いたのに
じっと私を見つめながら
ごめんねなんて言ったわ......♪。
ご存知でしょうか?この歌。
後で知ったのですが、何でも実話だそうですね。
神田川、なごり雪に共通するものがあるのかもしれません。
ちなみに、池上線沿線の戸越銀座の商店街は東京で一番長く、
日本で最初に銀座名をつけたところと聞きますし、
また洗足池は、先日鎌倉でお会いしました日蓮上人が足を洗った場所だとか。
心の中では、そんなことを思い出しながらも、初めて行く街、どこかワクワク。
そして、いつのまにか到着。
彼女が選んだ最終の安住の地は、
緑も多く、商店街は活気に溢れ、ほのぼのとした雰囲気、
やさしくて温かくて家庭的な彼女にはぴったりの街でした。
しっくり、いや、ぴったり!、まったく違和感がありません。
我々転勤族は、不思議なもので、その地、その家に一歩足を踏み入れますと、
なぜか、肌で感じるのです。ここは、自分にとってどういう場所となるのか..。
土地も、家も、やはりそれは出会い、ご縁なのでしょう。


おうちの中は、どこも光と緑に包まれ、
この春から北海道に単身されたご主人様のところからのお土産、
ラベンダーがまず目をひきます。
半月は、北海道に出向き夫とともに過ごし、
残りは、、こちらで子供たちとのんびり過ごす極上の時間。
もう、これぞ、最高でしょう!嗚呼、羨ましい。
こうして、
尽きることの無い楽しいお喋り、そして、家庭料理のおもてなし。


慣れた手つきで手際よく作ってくださいました。
オクラのごま和えにアボガドと海老のわさびマヨネーズ、
春巻きとつけまぐろのお寿司。
そして夏場、食欲をそそる、トマト、みょうが、カラーピーマンのサワー漬け。
もう、本当に美味しくて!その心が嬉しくて!
素敵な時間は、あっという間に過ぎていきました。
最後は、デザート、お土産の和菓子で締めくくり。

向かって左から、七夕、ひまわり、槿、ぶどうをイメージしています。
しばし眺めて...好きなものを選んで、この季節感がいいですね~。
和菓子には、お茶。
ご主人様のご実家である松江から送られてきたという新茶がこれまた美味しくて。
こうして、彼女の素敵な笑顔に触れた本当に楽しい時間でした。
帰りは、ふたたび池上線。
私にとって、池上線は、また思い出の線になりました....♪。

ラベンダーの香に包まれて。
(お花の写真は、すべて彼女のお宅にて撮影)
芙蓉
by silku928
| 2009-08-06 10:52
| 友人