秋の浅草寺・隅田川めぐり
2008年 10月 11日
秋の爽やかなお天気が続いています。
時間がなくてなかなかブログもアップできず、またまた週末。
嗚呼、時間は、容赦なく流れていきます。
日々、さまざまな出会い、思いに満たされながら。
大阪から上京して早いものでかれこれ20年あまりの歳月、
振り返れば、生まれ故郷よりも、原点の大阪よりも、こちらの生活が長くなりました。
上京時、すぐ訪れた浅草寺も、
その後はなかなか足を伸ばすこともなく、
またその気になったらいつでも行けるであろうと、そのまま月日は流れ...。
でも、ここ数年、浅草寺にゆっくり足を運んで見たいものだわ、と思っていました。
それもこれも、神社・仏閣に心より癒される年齢になったということでしょうか...♪。
そしてそのあと水上バスに乗って東京湾を眺めてみるのもいいでしょう。
ということで、いざ、浅草寺へ。
秋風に吹かれて、隅田川めぐり、東京湾クルーズへ!
浅草は、下町情緒を残す街としても東京の代表的な観光地でしょう。
羽子板市、ほおずき市なども有名です。
この日、表参道入口の門の「雷門」にて、お供の友人と待ち合わせ。
私、地図が読めない女?ゆえ、旅は道連れ、なかなか一人旅ができません。
いつも予想外のアクシデント、マ、それもまた楽し..。
平日ということで、境内、それほどの大混雑はありませんでしたが、
それでも修学旅行生や外人観光客の多いこと!
目を引きます。
しかし、外人旅行客と浅草寺、何とも絵になるから不思議です。
通称「雷門」、
切妻造の八脚門で、向かって右の間に風神像、左の間に雷神像を安置することから、
正式には「風雷神門」といいいますが、現存の門は、1960年(昭和35年)、
実業家松下幸之助が浅草観音に祈願して病気平癒した報恩のために寄進したものとか。
こんなところにも松下氏の名が刻まれているとは..。
賑やかな仲見世の商店街を抜けた先にあるのは、宝蔵門。
立派です。
その裏側には仁王様の大わらじが!
片方だけの大きさが長さ4.5m、巾1.5m、重さ400kgもあるそうです。
五重の塔,、
塔の最上層にはスリランカからの仏舎利を安置しているようですが、
その姿美しいですね。
折りしもこの時期、
浅草寺境内には江戸の町「浅草奥山風景」が再現されていました。
浅草寺西側一帯は、通称「奥山」と親しまれ、
江戸時代から大道芸や見世物小屋が並び、庶民の娯楽、盛り場の発祥の地だったようです。
江戸小物、版画、提灯、指物、玩具、などの見世が並び、さながら粋な江戸風情。
こんなところに平成中村座も。
浅草寺本堂落慶50周年を記念して、この地で2ヶ月の特別興行をしていました。
10月大歌舞伎「仮名手本忠臣蔵」。
お昼は、雷門近くのお蕎麦屋さんで軽く食事。
きっとこのあたり、
知る人ぞ知る、隠れ家的な美味しいお蕎麦屋さんのお店もたくさんあるのでしょうね。
今回は、不勉強にて、少々、心残り。
その後は、いよいよ隅田川めぐりへ。
浅草ーお台場ラインは乗ったことありますが、この隅田川ラインは初めて!
浅草から途中、両国、浜離宮を経由して日の出桟橋へ。
船首のピンクがチャーミングな”リバータウン”。
昨年、秋の紅葉時、
浜離宮を訪ねたときにこの水上バスのことを知り、
一度乗ってみたいと思ったものですが、あれから一年、
本当に早いものです...。
「浅草」と「日の出桟橋」との間にかかる12の橋は、
吾妻橋や清洲橋など色や形の個性的な橋ばかり。赤、黄色、グリーン、青などなど。
建設時のとても興味深いお話も盛りだくさん。
両国あたりにさしかかると、どこからともなく潮風の香りが....いい感じ。
こうして、名所・旧跡を紹介する若い女性の船内アナウンスにも耳を傾けながら、
秋の風に吹かれて、
東京港の変わり行く姿を眺めれば、これもまたなかなか素敵。
小一時間の船旅、期待していた以上の楽しい一日でした。
船に乗りますと、ふと、瀬戸内の風景を思い出します。
江戸の情緒と、現代的ビルの東京の今。
どれも美しくもあり、誠に思い出に残る秋日和...。
それでは今日から3連休、みなさま、ごゆるりとお過ごしくださいませ。
芙蓉
時間がなくてなかなかブログもアップできず、またまた週末。
嗚呼、時間は、容赦なく流れていきます。
日々、さまざまな出会い、思いに満たされながら。
大阪から上京して早いものでかれこれ20年あまりの歳月、
振り返れば、生まれ故郷よりも、原点の大阪よりも、こちらの生活が長くなりました。
上京時、すぐ訪れた浅草寺も、
その後はなかなか足を伸ばすこともなく、
またその気になったらいつでも行けるであろうと、そのまま月日は流れ...。
でも、ここ数年、浅草寺にゆっくり足を運んで見たいものだわ、と思っていました。
それもこれも、神社・仏閣に心より癒される年齢になったということでしょうか...♪。
そしてそのあと水上バスに乗って東京湾を眺めてみるのもいいでしょう。
ということで、いざ、浅草寺へ。
秋風に吹かれて、隅田川めぐり、東京湾クルーズへ!
浅草は、下町情緒を残す街としても東京の代表的な観光地でしょう。
羽子板市、ほおずき市なども有名です。
この日、表参道入口の門の「雷門」にて、お供の友人と待ち合わせ。
私、地図が読めない女?ゆえ、旅は道連れ、なかなか一人旅ができません。
いつも予想外のアクシデント、マ、それもまた楽し..。
平日ということで、境内、それほどの大混雑はありませんでしたが、
それでも修学旅行生や外人観光客の多いこと!
目を引きます。
しかし、外人旅行客と浅草寺、何とも絵になるから不思議です。
通称「雷門」、
切妻造の八脚門で、向かって右の間に風神像、左の間に雷神像を安置することから、
正式には「風雷神門」といいいますが、現存の門は、1960年(昭和35年)、
実業家松下幸之助が浅草観音に祈願して病気平癒した報恩のために寄進したものとか。
こんなところにも松下氏の名が刻まれているとは..。
賑やかな仲見世の商店街を抜けた先にあるのは、宝蔵門。
立派です。
その裏側には仁王様の大わらじが!
片方だけの大きさが長さ4.5m、巾1.5m、重さ400kgもあるそうです。
五重の塔,、
塔の最上層にはスリランカからの仏舎利を安置しているようですが、
その姿美しいですね。
折りしもこの時期、
浅草寺境内には江戸の町「浅草奥山風景」が再現されていました。
浅草寺西側一帯は、通称「奥山」と親しまれ、
江戸時代から大道芸や見世物小屋が並び、庶民の娯楽、盛り場の発祥の地だったようです。
江戸小物、版画、提灯、指物、玩具、などの見世が並び、さながら粋な江戸風情。
こんなところに平成中村座も。
浅草寺本堂落慶50周年を記念して、この地で2ヶ月の特別興行をしていました。
10月大歌舞伎「仮名手本忠臣蔵」。
お昼は、雷門近くのお蕎麦屋さんで軽く食事。
きっとこのあたり、
知る人ぞ知る、隠れ家的な美味しいお蕎麦屋さんのお店もたくさんあるのでしょうね。
今回は、不勉強にて、少々、心残り。
その後は、いよいよ隅田川めぐりへ。
浅草ーお台場ラインは乗ったことありますが、この隅田川ラインは初めて!
浅草から途中、両国、浜離宮を経由して日の出桟橋へ。
船首のピンクがチャーミングな”リバータウン”。
昨年、秋の紅葉時、
浜離宮を訪ねたときにこの水上バスのことを知り、
一度乗ってみたいと思ったものですが、あれから一年、
本当に早いものです...。
「浅草」と「日の出桟橋」との間にかかる12の橋は、
吾妻橋や清洲橋など色や形の個性的な橋ばかり。赤、黄色、グリーン、青などなど。
建設時のとても興味深いお話も盛りだくさん。
両国あたりにさしかかると、どこからともなく潮風の香りが....いい感じ。
こうして、名所・旧跡を紹介する若い女性の船内アナウンスにも耳を傾けながら、
秋の風に吹かれて、
東京港の変わり行く姿を眺めれば、これもまたなかなか素敵。
小一時間の船旅、期待していた以上の楽しい一日でした。
船に乗りますと、ふと、瀬戸内の風景を思い出します。
江戸の情緒と、現代的ビルの東京の今。
どれも美しくもあり、誠に思い出に残る秋日和...。
それでは今日から3連休、みなさま、ごゆるりとお過ごしくださいませ。
芙蓉
by silku928
| 2008-10-11 02:18
| 海・山・自然・散策