多摩川の夕暮れ時
2008年 06月 26日
暦の上では、夏至を過ぎましたが、今まさに、紫陽花の季節。
町を歩けば、いたるところで、美しい紫陽花の花を見かけます。
美しい...。ホント、美しい。
このところ、時間があれば(いや、みつけて)多摩川沿いをお散歩しています。
軽い、ウォーキング。
夕暮れ時の、多摩川は特に好きです。
何とものどか。
思わず、ここは都会?だということを忘れてしまいそうです。
山梨県・東京都・神奈川県を流れるこの多摩川、
首都圏の一級河川ですが、堤防はまだすべて完備されておらず、
堤防土手・川辺の野草は、そのまま自然に溢れ、もう嬉しくなります。
あちこち、野草でイッパイ!
また川のせせらぎ、木々に目をやると、
カルガモやメジロ、シジュウカラ、ハクセキレイなどの野鳥も..。
昔は、この川、水量が豊富で美しく鮎が棲む清流として有名だったようで、
屋形船や鵜飼まで見られたそうです。
でも小河内ダムができて水量がぐっと減り、
高度成長期時代を経て、一気に水質汚染され、オイルショックの時は最悪。
その環境破壊は凄まじく、魚、鳥の生態系もすいぶ変わったらしいのですが、
この平成に入って水質も改善され、魚たちもしだいにお戻り!....とか。
もちろん、住民、関係者の方の努力あってのことでしょう。
私は釣りはあまり経験ないのですが、
兄がとても大好きで、川釣り、海釣り、何でもコイ(鯉?)、
今でも釣りと聞くと、まるで少年のような顔になります。
しかし、男の子は(あえてそう呼ばせて!)なぜ、こうも釣りが好きなのでしょうね..。
そうですね、
釣った時の達成感、満足感、また、捕れたての新鮮な魚をすぐ船上で味わえるなんて、
これまた釣り好きにとっては、極上の喜びなのでしょうね♪。
しかし、思えば私、
この地に越してきて、この地を本気で好きになろうとはせず、
あまり興味ももたないまま、一年が過ぎていったような...。
元々、故郷があるようでない、転勤族、
「情・心は通わせても、魂置くな...。」ではありませんが、
(で、ないと別れが辛すぎますから。)その時、その場で燃焼しながら過ごしてきました。
特に今回は、急な転居でしたので、もう、言われるがまま...、
そんな訳ですから、どことなく、他人の町、よそよそしい気持ちで一年過ごしてきました。
が、しかし、そこは、やはり...住めば都...。
一年住んで、この多摩川の風景、春に咲き乱れる白い梨の花、
蛙の鳴き声賑やかなこの地が、だんだん好きになってきました。
やさしい空気。何かもかも無理がない...。
すべて、ゆるりと流れていきます。
週末になりますと、こうして川釣りはもちろん、
多摩川沿いのグランドで野球・サッカーの練習をする子供達、
サイクリングロードを自転車でひた走りするする人、
ランニングに精を出す人。
のんびりと犬と散歩する人など、景色もさまざまです。
こんなふうにして、しだいにその土地に溶け込んでいくのでしょうね。
それも、またいいもの..。
これからも、日々、お散歩楽しんでまいりましょう。
季節の移ろい楽しみにして。
まるで、終わりのない旅のよう...。
今宵、紫陽花の美しさに触れて。
芙蓉
町を歩けば、いたるところで、美しい紫陽花の花を見かけます。
美しい...。ホント、美しい。
このところ、時間があれば(いや、みつけて)多摩川沿いをお散歩しています。
軽い、ウォーキング。
夕暮れ時の、多摩川は特に好きです。
何とものどか。
思わず、ここは都会?だということを忘れてしまいそうです。
山梨県・東京都・神奈川県を流れるこの多摩川、
首都圏の一級河川ですが、堤防はまだすべて完備されておらず、
堤防土手・川辺の野草は、そのまま自然に溢れ、もう嬉しくなります。
あちこち、野草でイッパイ!
また川のせせらぎ、木々に目をやると、
カルガモやメジロ、シジュウカラ、ハクセキレイなどの野鳥も..。
昔は、この川、水量が豊富で美しく鮎が棲む清流として有名だったようで、
屋形船や鵜飼まで見られたそうです。
でも小河内ダムができて水量がぐっと減り、
高度成長期時代を経て、一気に水質汚染され、オイルショックの時は最悪。
その環境破壊は凄まじく、魚、鳥の生態系もすいぶ変わったらしいのですが、
この平成に入って水質も改善され、魚たちもしだいにお戻り!....とか。
もちろん、住民、関係者の方の努力あってのことでしょう。
私は釣りはあまり経験ないのですが、
兄がとても大好きで、川釣り、海釣り、何でもコイ(鯉?)、
今でも釣りと聞くと、まるで少年のような顔になります。
しかし、男の子は(あえてそう呼ばせて!)なぜ、こうも釣りが好きなのでしょうね..。
そうですね、
釣った時の達成感、満足感、また、捕れたての新鮮な魚をすぐ船上で味わえるなんて、
これまた釣り好きにとっては、極上の喜びなのでしょうね♪。
しかし、思えば私、
この地に越してきて、この地を本気で好きになろうとはせず、
あまり興味ももたないまま、一年が過ぎていったような...。
元々、故郷があるようでない、転勤族、
「情・心は通わせても、魂置くな...。」ではありませんが、
(で、ないと別れが辛すぎますから。)その時、その場で燃焼しながら過ごしてきました。
特に今回は、急な転居でしたので、もう、言われるがまま...、
そんな訳ですから、どことなく、他人の町、よそよそしい気持ちで一年過ごしてきました。
が、しかし、そこは、やはり...住めば都...。
一年住んで、この多摩川の風景、春に咲き乱れる白い梨の花、
蛙の鳴き声賑やかなこの地が、だんだん好きになってきました。
やさしい空気。何かもかも無理がない...。
すべて、ゆるりと流れていきます。
週末になりますと、こうして川釣りはもちろん、
多摩川沿いのグランドで野球・サッカーの練習をする子供達、
サイクリングロードを自転車でひた走りするする人、
ランニングに精を出す人。
のんびりと犬と散歩する人など、景色もさまざまです。
こんなふうにして、しだいにその土地に溶け込んでいくのでしょうね。
それも、またいいもの..。
これからも、日々、お散歩楽しんでまいりましょう。
季節の移ろい楽しみにして。
まるで、終わりのない旅のよう...。
今宵、紫陽花の美しさに触れて。
芙蓉
by silku928
| 2008-06-26 00:28
| 海・山・自然・散策