浜離宮恩賜庭園
2008年 06月 18日
先日、梅雨の合間の五月晴れのひととき、急に思い立って、
親友、「美脚の君」とともに、「 浜離宮恩賜庭園」に行ってきました。
彼女と私は、お互いフットワーク軽く、先日川越にも一緒に行きましたが、
「あそこへ出かけましょうか?」と私が聞けば、
「了解♪、行きましょう!」とすぐ意気投合、即、実行。
「思いは熱い内に...。」ということで、実に気の合う大切な友です。
ランチは、久しぶりに築地市場のお寿司屋さんで。
新宿から、地下鉄・大江戸線・「築地市場」で下車したのですが、
この大江戸線の電車に乗るのは初めてです。
大江戸線のホームは、ずいぶん地下奥深くにあり、気が遠くなるほど下へ下へ..。
築地といいますと、現在、都は、移転問題など悩ましい課題山積のようですが、
そんなことなどどこ吹く風?平日だというのに、築地はどのお店も大繁盛・大混雑でした。
お寿司は、やっぱりいつ食べても美味しいですね。
日本人で良かったと思う瞬間です。
さて、そのあとは、ぶらぶらと歩いて庭園へ。
この日は、真夏のような暑さでしたが、
このような大都会の真ん中に、こんな癒しのオアシスがあるなんて、
あらためて、感激!
これこそ、非日常の空間、時間でしょう。
それもこんな身近なところで経験できるなんて。
京都や奈良まで足を運ばなくても、充分日本の良さ、楽しめます。
この「 浜離宮恩賜庭園」、
東京湾の海水を引き入れた潮入りの池と二つの鴨場を伝え、
江戸時代には「出城」の機能を果たしていた、徳川将軍家の庭園です。
国の特別名勝・特別史跡にも指定されています。
11代将軍「家斉」の時代に、ほぼ今の姿の庭園が完成された、とのことですが、
明治維新後に皇室の離宮と成り、名称を「浜離宮」と変えたそうです。
庭園内に足を一歩踏み入れますと、そこは江戸の大名庭園。
高層のビルと庭園の美、そのコントラストは、実に、美しい。
車の騒音も聞こえず、何とも、静か...。
また水面には年中野鳥が生息し、仲良く水浴びしているその姿を見ているだけで、
心癒されます。
庭園の中は、花色豊富なハナショウブと紫陽花の花が見ごろでした。
今年は、数十年に一度しか開花しないというリュウゼツランの花が見られるかも、と、
聞いておりましたのに、うっかりして忘れ、見ること叶いませんでした。
嗚呼、残念。
また、この日はあまりにお天気が良すぎて、暑くて、
花もちょっぴり元気がないような気も。
そうですね..、やはり、晴天に愛でるハナショウブより、
雨に濡れる、ハナショウブ・紫陽花の方が、より風情があるのでしょう。
特に、紫色のハナショウブ....心惹かれますもの。
菖蒲は、やはり美しい...。
潮入りの池の岸から、総檜造りの橋である「お伝い橋」を渡って、
中島の御茶屋で休息、外国人観光客に混じって、正座して抹茶・和菓子セットを頂きました。
この御茶屋さんも、なかなか素敵です。
その昔、将軍・御台様、公家達がここからこの庭園を眺め、時間を忘れて、
その景色を心行くまで堪能されたとか。
「御台よ、ここへ...」と、将軍様の声が聞こえてきそうです。(笑)
その後、のんびりと庭園を散策していますと、途中、モミジの種子を発見!!
初めてこの目で見ました。まぁ、これがモミジの種...。
昨年の秋から、ずっと探していましたもの。
この目で一度確かめたいものだと。不思議な気分。
緑美しい葉色に混じって、日に当たった所だけ、色づいています。
秋の紅葉の時期の庭園も、またそれはそれで、格別でございましょう。
こうして、ちょっと足を伸ばせば、
都会の中にもまだまだこんな素敵な庭園があるのだとあらためて感じました。
忙しいながらも、こういう特別な時間を過ごす、ということは、
やはり大切ですね。
自然は、エネルギーの源..♪。
こうして、梅雨の合間、五月晴れの素敵な一日でした。
ここに記して...。
芙蓉
親友、「美脚の君」とともに、「 浜離宮恩賜庭園」に行ってきました。
彼女と私は、お互いフットワーク軽く、先日川越にも一緒に行きましたが、
「あそこへ出かけましょうか?」と私が聞けば、
「了解♪、行きましょう!」とすぐ意気投合、即、実行。
「思いは熱い内に...。」ということで、実に気の合う大切な友です。
ランチは、久しぶりに築地市場のお寿司屋さんで。
新宿から、地下鉄・大江戸線・「築地市場」で下車したのですが、
この大江戸線の電車に乗るのは初めてです。
大江戸線のホームは、ずいぶん地下奥深くにあり、気が遠くなるほど下へ下へ..。
築地といいますと、現在、都は、移転問題など悩ましい課題山積のようですが、
そんなことなどどこ吹く風?平日だというのに、築地はどのお店も大繁盛・大混雑でした。
お寿司は、やっぱりいつ食べても美味しいですね。
日本人で良かったと思う瞬間です。
さて、そのあとは、ぶらぶらと歩いて庭園へ。
この日は、真夏のような暑さでしたが、
このような大都会の真ん中に、こんな癒しのオアシスがあるなんて、
あらためて、感激!
これこそ、非日常の空間、時間でしょう。
それもこんな身近なところで経験できるなんて。
京都や奈良まで足を運ばなくても、充分日本の良さ、楽しめます。
この「 浜離宮恩賜庭園」、
東京湾の海水を引き入れた潮入りの池と二つの鴨場を伝え、
江戸時代には「出城」の機能を果たしていた、徳川将軍家の庭園です。
国の特別名勝・特別史跡にも指定されています。
11代将軍「家斉」の時代に、ほぼ今の姿の庭園が完成された、とのことですが、
明治維新後に皇室の離宮と成り、名称を「浜離宮」と変えたそうです。
庭園内に足を一歩踏み入れますと、そこは江戸の大名庭園。
高層のビルと庭園の美、そのコントラストは、実に、美しい。
車の騒音も聞こえず、何とも、静か...。
また水面には年中野鳥が生息し、仲良く水浴びしているその姿を見ているだけで、
心癒されます。
庭園の中は、花色豊富なハナショウブと紫陽花の花が見ごろでした。
今年は、数十年に一度しか開花しないというリュウゼツランの花が見られるかも、と、
聞いておりましたのに、うっかりして忘れ、見ること叶いませんでした。
嗚呼、残念。
また、この日はあまりにお天気が良すぎて、暑くて、
花もちょっぴり元気がないような気も。
そうですね..、やはり、晴天に愛でるハナショウブより、
雨に濡れる、ハナショウブ・紫陽花の方が、より風情があるのでしょう。
特に、紫色のハナショウブ....心惹かれますもの。
菖蒲は、やはり美しい...。
潮入りの池の岸から、総檜造りの橋である「お伝い橋」を渡って、
中島の御茶屋で休息、外国人観光客に混じって、正座して抹茶・和菓子セットを頂きました。
この御茶屋さんも、なかなか素敵です。
その昔、将軍・御台様、公家達がここからこの庭園を眺め、時間を忘れて、
その景色を心行くまで堪能されたとか。
「御台よ、ここへ...」と、将軍様の声が聞こえてきそうです。(笑)
その後、のんびりと庭園を散策していますと、途中、モミジの種子を発見!!
初めてこの目で見ました。まぁ、これがモミジの種...。
昨年の秋から、ずっと探していましたもの。
この目で一度確かめたいものだと。不思議な気分。
緑美しい葉色に混じって、日に当たった所だけ、色づいています。
秋の紅葉の時期の庭園も、またそれはそれで、格別でございましょう。
こうして、ちょっと足を伸ばせば、
都会の中にもまだまだこんな素敵な庭園があるのだとあらためて感じました。
忙しいながらも、こういう特別な時間を過ごす、ということは、
やはり大切ですね。
自然は、エネルギーの源..♪。
こうして、梅雨の合間、五月晴れの素敵な一日でした。
ここに記して...。
芙蓉
by silku928
| 2008-06-18 11:14
| 海・山・自然・散策