木の葉の美術館 ー追記ー
2007年 12月 03日
秋もいよいよ、終わりです。
太陽に透ける木の葉の美しさに魅せられ、
葉っぱをずっと描き続けている女性がいらっしゃいます。
立川在住の、「葉画家」、群馬直美さん、
彼女のことを私が知ったのは、半年ほど前のことでした。
知人が、世田谷美術館で、
彼女のワークショップに参加しているという話を聞いてから。
「葉っぱは神様からの贈りもの」という群馬さん、
虫食いの葉っぱも病気の葉っぱも傷ついた葉っぱも、
どれもこれもすべて命があり、価値があり、
私達へのメッセージが込められている....と。
折りしも、先月末、たまたま群馬さんの特集をTVで見て、
なるほど!彼女のことだったのか、と...。
葉っぱのことを語れば、何時間でも熱く語る彼女。
その情熱に感嘆!
葉っぱの一枚一枚、テンペラ技法で、
葉脈までそれはそれは細部に渡って丁寧に描き、
本物か、絵か見分けがつかないほどの素晴らしさ。
とにかく凄い!
その描かれた葉っぱの神秘的な美しさに驚きました。
群馬さんの、これからのテーマは、街路樹だそう。
美しいものを追求する夢は、まだまだ続きそうです...。
さて、
本日午後、渋谷で待ち合わせていた友人と、
急遽思い立って、外苑の銀杏並木を見に行くことに。
午後4時過ぎ。あたりはどんより曇り空。
この雨でもう銀杏の葉ははらはらと落ちて、
色づきもピークを越え、まさしく最後の秋。
夕暮れ時ではありましたが、
それはそれで、また風情がありました。
燃えるような黄色もいいですが、
秋を惜しむような、こういう黄色もまた味わいがあるというものでしょう。
見に行こう!と決めてすぐ地下鉄に飛び乗った私達。
まだ、まだ情熱が残っているのかも!
追記
上の群馬さんのリンクを貼るに当たって打診したところ、
「どうぞ、葉っぱの画の仕事のことを、皆様にお知らせくだされば嬉しいです。」
とのお返事をいただきました。
ご興味のある方、名前をクリックして覗いてみてくださいませ。
12月27日~国営昭和記念公園にて、作品展も開催されるようです。
お近くの方は、是非どうぞ♪。
芙蓉
by silku928
| 2007-12-03 23:53
| 海・山・自然・散策