「白鳥」
2007年 10月 24日
本日、仕事がオフ。
午後から、アフタヌーンコンサートに出かけました。
セルゲイ・ナカリャコフ による、
トランペット(フリューゲルホルン)リサイタル。
もう、とにかく、素晴らしかった......。
トランペットのソロのコンサートは初めてですが、
とにかく驚き。
クラシック音楽界における、
トランペットへの既成概念が根底から変わりました。
こんなにも繊細で、上品、美しい音色が出るなんて、
ただただもうビックリ!
ピアノと対話し、奏でる、彼の繰音術は、まさしく驚異的。
また、フリューゲルホルンの音色にも、まいりました!
どうして、こんなに甘く、囁くのでしょう。
サン=サーンスの「白鳥」は、それこそため息ものでした。
うっとり♪。
「トランペット界のカルーソ」と賞賛された、
30歳のセルゲイの甘いマスクとともに、
その想像以上の演奏の素晴らしさに心酔した二時間でした。
秋の午後のひととき、
みなとみらい大ホールは、
ほとんど満席で、
シニア世代がほとんど...。
その中で、20分休憩のおり、
白ワイン片手に静かに
外を眺めていた
黒のスーツ姿の女性、
妙に惹かれ、カッコよかった....。
さまざまな、
秋の楽しみ方があるのでしょうね。
感動を忘れないうちに。
芙蓉
by silku928
| 2007-10-24 00:25
| 映画・音楽・コンサート