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芸術の秋...変容...

一年で一番いい季節となりました。

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美術の秋、スポーツの秋、読書の秋、食欲の秋...。
何をするにも実に清々しいですね。
ベランダの花も野菜もぐんぐん育っています。
ままごとの野菜作りも楽しくて!
朝に夕に、秋色に染まった木々を見ていますと、心踊ります。
この時間になりますと、気温もぐっと下がり、窓を開けていると寒いくらい。
早いものですね。もう10月..。
ここ数か月、生活も一変し、
ブログもなかなか更新できず、追われるような毎日ですが、
季節はいつもと同じく巡り、またここにきて年齢をひとつ重ねて..。
今だから感じる、今だから想う、そんな秋の夜のひとりごと。
今宵もお付き合いくださいませ。


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ベランダの野菜たち
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さて
今日は久しぶりのオフということで、
午前中はのんびりと家の雑事を済ませ、
リビングで朝の陽ざしを浴びながら、熱い珈琲を入れ、
お気に入りのソファに座り、
午前11時からのTV番組を心待ち!にしておりましたところ、
あれれ?番組変更?
国会中継の集中審議が始まっておりました。
実は、数日前、奈良に住む友人の「はんなり夫人」から
このたび、平城京遷都1300年のイベントに参加しており、
10月8日金曜日、「平城京祝典」番組に出演していますので、
もしお時間ありましたら是非ご覧下さい。とのメールが。
はんなり夫人、ますます意気盛ん。刺繍、ステンドグラス、踊りに登山と多趣味。
意欲的。幾つになってもチャレンジ精神旺盛です。
素晴らしいことです。その心意気が。
(私はこのことろすっかりお疲れモードですので余計羨ましい...♪)
ということで、
残念ながら、今日はこのイベントの中継は延期になった模様です。
せっかく、画面を通してお会いできると思っていましたのに。
また次回の放送を楽しみにしておきましょう。

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午後からはこれまた久しぶりに新宿へ。
友人と待ち合わせ、お茶。
そういえば、
昨年の今頃は、西へ東へ。
フットワーク軽く秋の散策にでかけておりました。鎌倉が懐かしい。
そんな中、やっと、やっと、本日はシャガール展へ。
チケットをいただいていましたのに、なかなか機会を作れず、
会期終了間近、駆け込み。
まさに、芸術の秋。
場所は、上野の東京藝術大学、大学美術館。
上野の森は、いつ行っても薫り高くて、心地よくて。
桜の時期も魅了されますが、秋はまた格別です。
マルク・シャガール。ロシア・アバンギャルドとの出会い。
交錯する夢と前衛。
大学美術館、初めて入りました。
地下と3階に、
選りすぐりのシャガールとロシアの前衛芸術家たちの作品70点が展示。
見応え十分。
赤、青、黄色、緑、鮮やかな色彩、特に赤が印象的。
シャガールといえば、フランスの画家?と思ってしまうくらい、
南仏地方の自然、景色を愛した画家ですが、生まれは、帝政ロシア。
のちの亡命先、アメリカから、故郷ロシアを想い描いた作品もたくさん。
大地が、ろばが、馬が、彼の故郷、ロシアを感じさせます。
絵を通して内面の心を映し出す。
死んだもの、生きているもの。
この世に生れ出たもの、胎内にとどまったもの。
過去と未来。夢の中の現実。絵の中の現実。
なぜにこうも苦しいのか。
途中突然絵が描けなくなり、
嘆き、苦しみ、絶望したことも何度あったか。
魂が、叫びが聞こえるようでした。
感動を覚えないなら、仕事をしても、筆を持っても意味がないと。
変容にこそ、意味がある...と。
そんな彼も、愛妻ベラを描いた作品は、どれも優しさがありました。
別人と思うくらい。
また彼は音楽、オペラにも精通していました。
晩年は、あのモーツァルト歌劇「魔笛」の舞台美術、衣装を任され、
脇役の小動物に至るまで心配り、最高の衣装をデザイン。
舞台の、衣装の、随所に散りばめられた光と音。
魔笛シリーズ、こちらは日本初公開。とても興味深い作品ばかりでした。

こうして秋の夕暮れ、ゆっくり館内見て回ることができました。
お土産に、シャガールのしおりも数枚購入。やはり色彩が美しい。
このしおりを挟んで読書の秋といきましょうか。
さすがは、大学の美術館。若者が多かったですね。
シャガールの作品、こんな近くで見ることができまして、
幸せなことでした。
会期は11日まで。ご興味ある方、どうぞ上野公園へ。
かけ込みましょう!

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日付が変わり、最後になりましたが、ここで一言ご挨拶も。
秋の夜長、これまでお付き合い頂きありがとうございました。
2007年、10月、突然始めたこのブログも17日で丸三年がたちました。
2010年の秋を迎えて、4年目に突入いたします。
気ままな独り言、いつもご覧くださり心より感謝しております。
嬉しいこと、楽しいこと、学ぶこと、得ること、
いっぱいありました。
いつまで続くかわかりませんが、
どうぞ、これからも、気長にのんびりお付き合いくださいませ。
健康を維持し、心穏やかに。

時折、ここで、お会いいたしましょう。
季節を感じながらのお喋りもまたいいもの...。


芙蓉
by silku928 | 2010-10-09 00:16

猫好き。日常さまざまな出来事の中での”本音のつぶやき”


by 芙蓉
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