秘密の花園~Rose Garden~
2009年 10月 31日
気がつけば10月も今日で終わり、早いですね。
今年もあと二ヶ月あまりかと思いますと、何だかそわそわ....。
今日はオフ。
珍しく、土曜の日中、パソコンの前に座っての更新。
さてと、こんなとき、紅茶にしようかしら?いや、やっぱり熱い珈琲??
と思うのもまた楽しい時間。
心地よい風がリビングに吹きこみ、秋晴れの爽やかな一日でした。
しかし、ここ二週間ばかり、
新聞も十分に目を通せないくらい慌しい日が続いておりました。
就寝前にTVニュースをちょこっと見る程度。
知らない間に、日本シリーズも今夜開幕戦を迎え、
先日のプロ野球ドラフト会議も菊池雄星(花巻東高)君コールで賑やかだった様子。
ゴルフ界も野球界もサーカー界も、伸び行く若い力、
これからが楽しみです。
反面悲しい話題も。落語界の星の王子様こと、
落語家三遊亭円楽さん死去のニュースにも驚きました。
76歳でしたか...。
高らかな笑い声。目尻下げつつ、上品で優しい笑顔が印象的でした。
夕方からの放送、「笑点」は、子供心にもその掛け合いが楽しく、
結構好きな番組でした。
座布団一枚やって!...懐かしいです。何とも、寂しいですね。
さて、話は変わりますが、
先日、午後から二時間ばかり時間ができましたので、
期間限定の秋を楽しみに行って参りました。今しかないわ!と。
期間限定?そう。美しい花の開花は、限りがあります。
向かった先は、生田緑地のばら苑。
以前から、是非一度行ってみたいと思っていた秘密の花園です。
秋薔薇の公開は、10月半ばから、11月3日までの16日間限り。
嗚呼、限定と聞きますと、なお更行きたくなるというもの。
ということで、気がついたら新宿帰り、小田急線に飛び乗っていました。
小田急線、向ヶ丘遊園駅、下車。
駅降りて、川沿いに「ばら苑アクセスロード」があり、
それに沿って進んでいきますと、あちこちで薔薇がお出迎え。
心和みます。美しい。
多摩丘陵のゆるやかな起伏に富んだこの生田緑地、
クヌギ、コナラなどの自然林に囲まれ緑の宝庫、
サクラ、ハナショウブ、アジサイ、ツバキ、ツツジと、四季折々の花々もいっぱい。
もちろん、あの岡本太郎美術館もこの緑地の中にあります。
このばら苑の開苑は1958年、古い歴史のあるばら苑です。
当時は「東洋一のばら苑」と賞されたとか。
苑内には、四季咲き大輪種(HT・ハイブリッドティー)、
四季咲き中輪種(FL・フロリバンダ)や、つるバラ(CL・クライミングローズ)、
四季咲き小輪種(Min・ミニチュア)など400種 4000株のばらが植栽されていて、
バラの管理については、多くの市民ボランティアによって支えられているとのこと。
雑草引き、剪定、誘引、施肥と、これほどの薔薇を育てるご苦労は、
大変なものでしょう。
この日も、ボランティアの方がたくさんいらして、
大切そうに薔薇を見守っていました。
ここの、「ばら苑」の美しさは、たくさんの「人の手」によって支えられているのだと、
あらためて実感。
とにかく、あったかい、のです。
決して派手ではありませんが、ばらへの愛情がいっぱい詰まった花園です。
昨年、募金によって作られたイングリッシュローズコーナーや、
皇室等にちなむばらを集めたロイヤルコーナーも、丁度今が(この日)見ごろ!
プリンセス ド モナコ
プリンセス ミチコ
プリンセス チチブ
それぞれの薔薇につけられた名前がこれまた素敵。
モナコ公国王妃だった故グレース・ケリーに捧げられたという、
プリンセス ド モナコ。
白地にピンクの覆輪がとっても魅力的です。青空に映えます。
智子妃殿下に捧げられたという、透明感のあるオレンジ色の花をつける、
プリンセス ミチコ。
思わず、美智子様を想像いたしました。
秩父宮妃殿下に捧げられた、やさしいグラデーションの花色が美しい、
プリンセス チチブ。
こちらもきりりとして素敵。
一目見て、思わず立ち止まり、目が釘付けになったこの薔薇、
マダム ヴィオレ。
「青いバラ」を思わせる薄紫の花色が何とも神秘的。
この花色、この名前、素敵すぎます。存在感があります。
そして、丸い花形と、可愛いピンク色が何ともチャーミングな、ヒストリーに、
夢の世界に誘う、ノスタルジー。
宝塚のトップスターの名前にちなんだオレンジバラ、
天津乙女(アマツオトメ)に、
東京オリンピックにちなんで、故鈴木省三さんによって作出された名花、
聖火(せいか)、などなど。
覚えきれないくらいの種類と花の名前。
それぞれ、名前のごとく、表情があるよう。
薔薇は、美しい...。この一言で十分でしょう。
マダム ヴィオレ ノスタルジー ヒストリー
こうして、短い時間ではありましたが、
甘い香りに包まれた夢のような時間でした。
丘陵の中に突然現れたばら苑。やはり、秘密の花園。
この日思い切って出かけて良かったです。
最後に私も募金して、お花の種を頂きました。
きっと来年の春になったら、また見事な春ばらが咲き誇っていることでしょう。
プレゼントに、薔薇の花...たとえ一本でも、嬉しいものですね。
こうしてそのときの写真アップしていますと、
またまた甘い香りが漂ってきました。
あら、もうこんな時間。
ベランダの外はいつの間にか真っ暗。
日が落ちるのが早くなりました。
秋の夕暮れ時、薔薇の甘い香り、お近くに、届いたでしょうか...。
では、秋を感じて楽しみながら、
素敵な週末をお過ごしくださいませ。
芙蓉
今年もあと二ヶ月あまりかと思いますと、何だかそわそわ....。
今日はオフ。
珍しく、土曜の日中、パソコンの前に座っての更新。
さてと、こんなとき、紅茶にしようかしら?いや、やっぱり熱い珈琲??
と思うのもまた楽しい時間。
心地よい風がリビングに吹きこみ、秋晴れの爽やかな一日でした。
しかし、ここ二週間ばかり、
新聞も十分に目を通せないくらい慌しい日が続いておりました。
就寝前にTVニュースをちょこっと見る程度。
知らない間に、日本シリーズも今夜開幕戦を迎え、
先日のプロ野球ドラフト会議も菊池雄星(花巻東高)君コールで賑やかだった様子。
ゴルフ界も野球界もサーカー界も、伸び行く若い力、
これからが楽しみです。
反面悲しい話題も。落語界の星の王子様こと、
落語家三遊亭円楽さん死去のニュースにも驚きました。
76歳でしたか...。
高らかな笑い声。目尻下げつつ、上品で優しい笑顔が印象的でした。
夕方からの放送、「笑点」は、子供心にもその掛け合いが楽しく、
結構好きな番組でした。
座布団一枚やって!...懐かしいです。何とも、寂しいですね。
さて、話は変わりますが、
先日、午後から二時間ばかり時間ができましたので、
期間限定の秋を楽しみに行って参りました。今しかないわ!と。
期間限定?そう。美しい花の開花は、限りがあります。
向かった先は、生田緑地のばら苑。
以前から、是非一度行ってみたいと思っていた秘密の花園です。
秋薔薇の公開は、10月半ばから、11月3日までの16日間限り。
嗚呼、限定と聞きますと、なお更行きたくなるというもの。
ということで、気がついたら新宿帰り、小田急線に飛び乗っていました。
小田急線、向ヶ丘遊園駅、下車。
駅降りて、川沿いに「ばら苑アクセスロード」があり、
それに沿って進んでいきますと、あちこちで薔薇がお出迎え。
心和みます。美しい。
多摩丘陵のゆるやかな起伏に富んだこの生田緑地、
クヌギ、コナラなどの自然林に囲まれ緑の宝庫、
サクラ、ハナショウブ、アジサイ、ツバキ、ツツジと、四季折々の花々もいっぱい。
もちろん、あの岡本太郎美術館もこの緑地の中にあります。
このばら苑の開苑は1958年、古い歴史のあるばら苑です。
当時は「東洋一のばら苑」と賞されたとか。
苑内には、四季咲き大輪種(HT・ハイブリッドティー)、
四季咲き中輪種(FL・フロリバンダ)や、つるバラ(CL・クライミングローズ)、
四季咲き小輪種(Min・ミニチュア)など400種 4000株のばらが植栽されていて、
バラの管理については、多くの市民ボランティアによって支えられているとのこと。
雑草引き、剪定、誘引、施肥と、これほどの薔薇を育てるご苦労は、
大変なものでしょう。
この日も、ボランティアの方がたくさんいらして、
大切そうに薔薇を見守っていました。
ここの、「ばら苑」の美しさは、たくさんの「人の手」によって支えられているのだと、
あらためて実感。
とにかく、あったかい、のです。
決して派手ではありませんが、ばらへの愛情がいっぱい詰まった花園です。
昨年、募金によって作られたイングリッシュローズコーナーや、
皇室等にちなむばらを集めたロイヤルコーナーも、丁度今が(この日)見ごろ!
それぞれの薔薇につけられた名前がこれまた素敵。
モナコ公国王妃だった故グレース・ケリーに捧げられたという、
プリンセス ド モナコ。
白地にピンクの覆輪がとっても魅力的です。青空に映えます。
智子妃殿下に捧げられたという、透明感のあるオレンジ色の花をつける、
プリンセス ミチコ。
思わず、美智子様を想像いたしました。
秩父宮妃殿下に捧げられた、やさしいグラデーションの花色が美しい、
プリンセス チチブ。
こちらもきりりとして素敵。
一目見て、思わず立ち止まり、目が釘付けになったこの薔薇、
マダム ヴィオレ。
「青いバラ」を思わせる薄紫の花色が何とも神秘的。
この花色、この名前、素敵すぎます。存在感があります。
そして、丸い花形と、可愛いピンク色が何ともチャーミングな、ヒストリーに、
夢の世界に誘う、ノスタルジー。
宝塚のトップスターの名前にちなんだオレンジバラ、
天津乙女(アマツオトメ)に、
東京オリンピックにちなんで、故鈴木省三さんによって作出された名花、
聖火(せいか)、などなど。
覚えきれないくらいの種類と花の名前。
それぞれ、名前のごとく、表情があるよう。
薔薇は、美しい...。この一言で十分でしょう。
こうして、短い時間ではありましたが、
甘い香りに包まれた夢のような時間でした。
丘陵の中に突然現れたばら苑。やはり、秘密の花園。
この日思い切って出かけて良かったです。
最後に私も募金して、お花の種を頂きました。
きっと来年の春になったら、また見事な春ばらが咲き誇っていることでしょう。
プレゼントに、薔薇の花...たとえ一本でも、嬉しいものですね。
こうしてそのときの写真アップしていますと、
またまた甘い香りが漂ってきました。
あら、もうこんな時間。
ベランダの外はいつの間にか真っ暗。
日が落ちるのが早くなりました。
秋の夕暮れ時、薔薇の甘い香り、お近くに、届いたでしょうか...。
では、秋を感じて楽しみながら、
素敵な週末をお過ごしくださいませ。
芙蓉
by silku928
| 2009-10-31 18:34
| 海・山・自然・散策